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2015年7月18日

栗山英樹・工藤公康・稲葉篤紀、報ステキャスター集結トーク書き起こし





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東京ドームで行われたオールスター2015第一戦
試合終了後の報道ステーションに歴代キャスターの3人が集合




さらにここに古舘伊知郎も参加

古「いや〜今日負けちゃいましたね。」

工「すいません!」

古「明日も広島でありますし、明日は勝つでしょうね。」

工「明日は頑張ります。」




古「どうですか稲葉さん、監督コーチっていう言うに言われぬメンバーの中でやってますよね。」


稲「すごいですよね、なかなかこうキャスターをやって監督になられてこう揃うっていうことがなかなかないですからね。」

古「個人的なことを言わせていただきますけどね、栗さんとは7年以上こうして一緒にやらせていただいて、その後工藤さんが3年。7、3、こうきますとね、今度は稲葉さんなんですよ。気が早いですけど、日本ハム以外でいつか監督になってください。だって3人監督だったらこんな誇らしい、二人だけでも誇らしいのに3人目がまた別の球団で監督としてやってたら、どっかは勝つから常に勝ってるという感じがして嬉しい。」



古「だけどいろんなこと思い出しちゃいますよ。あんまり思い出話ばっかり、やりますよ、やりますけど。そればっかりじゃいけないので、栗さんに聞きたいのは、今日はいろいろありましたけど、柳田選手。今後ペナントレースやっていく上でのキーポイント、どう攻略するかっていう。」

栗「やっぱり勝負しない方が良いかなっていうくらい。今日のスイングなんか見ててもあれだけ振れる選手をどう抑えたら良いかっていうのは難しいですよね。ただ野球界としてはほんと宝物なんで、もっとすごくなると思うのですごく楽しみですよね。言ってる場合じゃないですけど(笑)」



古「でもそういうところを冷静に捉えながら、どう避けたり戦ったりだから。でも工藤さんから見ると今日の大谷さんなんかも含めてまた攻略法も頭ン中に入ってるわけでしょ。」

工「攻略法がなかなか見つからないのが正直なところですね。やっぱり年々進化してるっていうか、ボールの質が替わってきて。前は160キロ越えても当たったんですけど、今は160キロ越えると当たらないんですね。155ぐらいでも当たらない。それに変化球、今日フォークで三振取ったようなボールを投げられたら。だから1回とか立ち上がり、少しバランスを崩してる最中になんとかする以外、2回3回になってきたらどんどん球が早くなってきて、どんどんコントロールも良くなってきて、どんどん変化球の精度も良くなってくるんで、攻略のしようがなかなか無くなってしまうと思います。」


古「稲葉さんもそのフォークボールの三振を、この球は〜って解説でおっしゃってましたよね。」

稲「バッターとしたらより手元で落ちるんですね、なので途中までストレートだと思うんですよ。落ちの落差もすごく大きいですからなかなか打てないですよね。」



古「ちょっと思い出話良いですか。栗さんそういえば、栗さんが監督なるって言って、最後に送別会12月にやりましたよね。その時お互いベロベロになって、タクシーが捕まらないんですよね年末で。それで僕の車に花とかいろんな栗さんの荷物を全部詰め込んで、栗さんのマンションまで送っていったんですよ。帰り際にいつかまた旧交を温めましょうねなんてことをね、せっかく送ったんだからって僕も言わなくて良いのに恩着せがましいことを言って。それからお互い忙しくて会えないんですけど、嬉しいです。」

栗「ほんとに番組を良く見ていて、工藤監督の話もしますけど、栗さん頑張ってっていうメッセージ、ほんと心配してます。大丈夫かなって番組でこんな事言ってって。」

古「いや怒られますよ。なんで日本ハムばっかりとか、たまにソフトバンクばっかりみたいな事言われるんですよ。でも不思議なことに7:3で7応援しちゃってんですよ、日本ハム。さっき言った7年3年の法則なんですよ。焼酎のお湯割りみたいな、バランス的には。」




古「工藤さんは報ステで3年やっていただいて、この頃は監督業になってからは麻布十番の焼き肉ドンキー?ランボー?ランボーに行ってないっていうのが唯一のストレスだって聞いたんですけ。」

工「終わった後にあそこに行くのがすごく楽しみだったんですけど、なかなか行けなくなってしまって。この間ちょっと交流戦の後に行かせていただきました。」

古「タン塩が好きでしょ?タン塩とハラミですか?」



古「でも工藤さんですごくびっくりしたのが、普通監督やると痩せるよ〜なんて、ストレス溜まって夜寝られないって、言うのかなって思ったら、監督業が楽しくて楽しくて、夜ぐっすりですって?」

工「そうですね、みなさん夜寝られないから薬飲んだ方がよいよとかっていう風に言われるんですけど。僕はぐっすり寝ていい感じで起きられて次の仕事にも行けるんで。野球のことを考えているのがすごい楽しいっていうか。だから選手達には野球は明るく楽しくと、なによりも野球に対して真剣に頑張っていこうと言ってるんですけど。」

古「多摩川の河川敷にもほんとに少年野球の、野球が好きで好きでしょうがないっていう監督いますよね。そういう感じですよね。」

工「そうですね、僕はそこの場面にいるだけで自分が投げてるような打ってるような感覚にとらわれるときがあるので、すごい大げさかもしんないですけど手をあげてオー!って言ってしまう自分がいます。」


古「好対照ですよね、栗さんは監督業やってからずっと野球の事考えすぎて眠れないって。」

栗「そうですね、野球が好きなのはそうなんですけど。野球の勝負ってピッチャー交代にアヤがあるので、工藤さんなんかはピッチャーだったんでね。自分のピッチャー交代で全員を負けさしちゃうわけですよ、僕が。こんなにみんな努力してるのに。その時はちょっとどう自分の心を整理しても無理なので、それはしょうがないですよね。ほんと申し訳ない気持ちになるんで。」

古「眠れるにしても眠れないにしても、共通してるのは四六時中野球のことを考えてて。前に聞いたのは、これが夢なのか現なのかず〜っと野球のことだから境目がわからなくなってるっていう。」

栗「そうですね、寝てんのか起きてるのかわかんなくなってます。ただ、工藤さんと一緒でこんだけ野球だけのことを考えてる人生なので今は、これはほんとに幸せだと思います。」


古「しかも工藤さんはやっぱりさすがですよ。こうやって野球だけが好きなのって言ってる割に、あと番組終わりまで3分とかそういうことを気にしてくれてるんですよ。そんなこと僕がやればいいのに、なんでそんなことが身についてしまったんですか。」

工「3年間放送やらさせていただいて、時間というのがすごく大事だというのがですね、そこがまだ抜けてないところがあるかもしれません。すいません。」

古「今もう稲葉さんがそれで大変ですよ。でも稲葉さんは人柄の良さで、ほんとにお世話になってるんですよ。」

稲「どうにかしてプロ野球を盛り上げたいなと思いましてね、いろんなこと伝えてるわけですけど。」

古「そういう意味ではソフトバンクのホームの白を基調にしたユニフォーム、ビジターの黒も両方カッコ良いじゃないですか。あの黄色のユニフォームどう思います?」 

稲「黄色ですか?黄色って似合う選手と似合わない選手が好対照になりますよね。」
古「あんまり言えないならそこでやめますから。」

工「アウトー!!」



古「監督あれ黄色目立ちすぎですよね。」

工「いや目立つのは、はい、そうですね。球場が全部黄色になるとすごく映えるっていうか。でも僕らにとってはやっぱり味方なんで、そういう部分ではすごく燃えて野球ができるっていうか。」



古「また話替わっちゃいますけど、栗さん前約束しましたよね。なにか煮詰まったり、あるいは逆にとってもおめでたい時。日本一になった時には栗山町の栗さんの管理してる球場、あそこで話をさせてください、あれ忘れてませんか?」

栗「もうそれだけを考えて、日本一、向かっていきたいと思います。」


負けてくれ、と工藤監督の肩をさする栗山監督


膝をさすり返す工藤監督


古「日本一になったらあそこでやりましょう!今年になって私も番組がいろいろとバンバン叩かれて、ご存知の様に。凹んでる時に栗さんに電話して、あそこでじっくり話をしたいって衝動にかられたんですよ。なんか全然気分変わりそうじゃないですか。」

栗「ぜひお待ちしてます。」




稲「古舘さん、ちょっといいですか、歴代のキャスター3人集まりましたので、プレゼント、サインボールを。」



古「ありがとうございます!!これ私辞めるみたいじゃないですか。いやほんとにありがとうございました。」









1 件のコメント:

  1. ありがとうございます。動画探してもなかったので助かりました。
    工藤のは「アウト」じゃなくて「熱男(アツオ)」って叫んだんじゃないかな?
    2015年は、監督インタビューで毎回「アツオ」って叫んでましたから。

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