2015年4月24日
西岡 × 川藤対談「自分をどう殺せるのか」【す・またん!】
今朝の『す・またん!』
西岡剛が今シーズンにかける思いをOB会長川藤に語る
昨年は福留との激突で不本意なシーズンを送った西岡
今シーズンは開幕から打撃好調
川藤「自分なりにどう思う?ここまで」
西岡「最初の方にパンパンパンと打ちましたけど、調子は決して良くないんですよ。その中でも今年っていうのはどうチームに貢献できるか。逆に言うと自分を殺せるかですよね。今までは自分が生きよう生きようとしてきた人間なので、今年は自分をどう殺せるのかなというところにおいてますけどね。」
西岡「もうこの十数試合で3ヶ所打順変わってますから、まぁ僕自身も1番だろうが2番だろうが3番だろうが、6789だろうが僕はチームのためにやりますよと言ってますので。そこでやっぱり結果を残したいですよね。」
さらに今シーズンはセカンドではなくサードを守る西岡
西岡「OBの方がねぇ、よく批判されてましたからね。どうですか(笑)」
川藤「ワシはな、この世界やろ?自分の居場所が無くなったら自分で探すしかないじゃないか。せやろ?」
西岡「もちろんそうですね。僕もそのことしかなかったので、すんなりいけたと思いますし。まずは今与えられてるポジションを必死にやるしかないですね。カッコイイプレーとかできないんですよ。バウンドが合わなかったら体で止めるとか、そういうプレーをしていかないとダメだと思いますけどね。」
川藤「だってファンはよ。お前の顔と姿見とったら、キレイに華麗にとイメージ勝手にするやんか。ちゃうやんか。泥臭いのがやっぱり一段一段やってく道やんか。」
西岡「そうですね。だからまたイチから築きあげていかないといけないなとは感じますね。」
西岡「戦う姿勢であったり、打てなかったら悔しさを前面に出せば良いと思うし、いいところで打てば喜べばいいと思うし。みんなが向かっていく姿が一人づつ浸透していくっていうことがチームに必要だなって思いますね。」
西岡「負けてね、試合直後に『あしたあした』っていう声が聞こえてくるんですけど、僕はそんな簡単に切り替えれないんですよね。それはもうやっぱり12時過ぎて日が変わって、よし明日の試合がんばろうってなるんですけど。」
川藤「その瞬間ってよ、ましてや当事者であればよ、そりゃあさぁ切り替えって無理。ワシみたいな気楽な性格しとったって、ピンチヒッターで行って失敗してみ、アホみたいなこと言うものの、腹の中ではクソッタレーしかないからな。」
西岡「そういうものを持ってないとダメだと思いますし、持つチームでありたいですね。」
川藤「ワシはお前見てて、常に与えられたポジションを自ら取ろうとする姿勢があるじゃないか。これがある限りは全部やれるとワシは見てる。」
西岡「まぁその気持はね、ふて腐れてるようでは野球選手としては終わりですよ。まぁそういう選手に見られがちですから(笑)」
川藤「それは好きな様にみとけでええんや。やるべきことは西岡剛としたら自分の事しかないんやからな。外にいちいち目を向けとってもしょうもない。」
西岡「それは重々わかってます。」
川藤「とにかく、アカンぞケガは。」
西岡「そうですね。ここまでケガなく。始まったばかりとは言ってもですね、順調に来てるんで。なんとか耐えたいですね。」
「あぁ、もう疲れるわ〜」
最後に本音出てて草
返信削除西岡はやっぱり話すんうまいな
西岡って昔はチャラチャラしてた選手だったのに落ち着いた雰囲気になったよね
返信削除チャラチャラはしてたけど若くして日の丸背負った選手だけあってそれなりに深いところで何か思ってる選手ではあると思うけどね
返信削除自分を殺すというのが本当なら今年の2番は西岡しかいないと思う
最後の本音がなければ良かったのに…
返信削除まあ、それを言っちゃうのが西岡の魅力でもあるが