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2014年10月21日

引退の阪神・久保田 矢野と振り返る野球人生【虎バン】

久保田智之、引退







先日引退を発表した阪神タイガースの久保田智之




虎バンでその久保田引退特集が放送されていました



さすがに少し痩せたかな?


2002年のドラフト5巡目で入団した久保田









アナ(清水次郎)「初登板の時どんな気持ちだったんですか?」
久保田「初めてのマウンドだったんで、無我夢中にやってましたね。内心はドキドキでした。」




矢野「2005年からずっと久保田には良い時も悪い時にもお世話になって。久保田いなかったら僕ら優勝も絶対できてない。やっぱりちょっと寂しいですね。」


矢野「振り返るとあっという間やったと思うんですよ。どうどう?やり直しても先発?抑え?どこやろ?」
久保田「やり直せるんなら…先発やりたいですね。」
矢野「ゆっくりローテーションで先発やろか!!」









まずはやはり久保田といえば「JFK



矢野「JFKはこれからずっと語り継がれるでしょうね。ほんとに僕ら5回までどうしようかなっていう。それ以降はJFKが乗り切ってくれますから。」

アナ「2005年JFKが登板した試合は勝率8割超えだったということですが、ご本人はどう感じてました?」
久保田「そういうふうには思ってなかったですし、球児とジェフに僕自身が助けられてのJFKだったと思ってます。」
矢野「逆もあったと思います。良い意味でライバルでもあったと思いますよ。」

アナ「藤川球児さんは同級生ですがどういう存在でした?」
久保田「負けたくないっていう気持ちが一番にきてましたけど。でもすごいなっていうのもありました。」




その2005年にはリーグ優勝、胴上げ投手に



久保田「僕が胴上げ投手でいいのかなっていうのもありましたし…」
矢野「いやいいよ〜クボだよ〜」
久保田「あとあとになって、その場で自分がなれたのは誇りに思うし、嬉しかったですね。」


アナ「最後はレフトフライに打ちとったわけですけども」
久保田「あの試合、最後は矢野さんに試合前に”三振にとってくれ”って言われて。最後のボールを手元に欲しいっていうのがあったみたいで。三振狙ってはいたんですけど、ちょっとドタバタして。」
アナ「矢野さんは覚えてないんですか?」
矢野「そう言われたらウイニングボール自分の物にしようと思って、クボにお願いしたんですよ。」
アナ「最後まんまと金本さんが持ってったというね。」
矢野「行くとこに行くんですよ(笑)」




アナ「2005年一緒に戦った、どんな仲間でした?」
矢野「仲間ですか〜?」



矢野「ちょうど一回り違うんですけど、ほんとかわいい後輩でもありましたし、頼もしいピッチャーでもありましたから。いてくれて安心でしたね。」
アナ「よく矢野さんが笑うとかわいいって言うの知ってました?」
久保田「そうですねまぁ、耳には入ってました。」
矢野「ほんとかわいいんですよ。あんまり皆さん笑った久保田見たことないと思うんですけど、勝った時ハイタッチしに行くとクボが笑ってくれるんですよ。あぁやったぁと思うんですよね。」



矢野「かわいいでしょ!


そして、恩師
2005年優勝監督・岡田彰布氏








久保田との一番の思い出のシーンは




やはり9月7日ナゴヤドームでの例のあのシーン





監督就任以来初めてマウンドへ行った岡田監督







この言葉を受け、連続三振でピンチを切り抜けた久保田
ここから優勝へ大きな勝利を手にした




2007年には中継ぎに転向して90試合登板の日本新記録を達成







「なにが脚光を浴びるかな〜と」





「これはすごいですよ、投げれないですよ、普通はね」







久保田「岡田監督にはほんとに感謝してますし、あそこまで使ってもらえたことに感謝してます。」

矢野「しんどかったやろ?90やで90?」
久保田「意外にこう投げてた方が楽というか。」




アナ「9月7日のあのシーンは」
久保田「僕自身最後に行って同点に追いつかれたっていう思いもあったんで、そこから監督来てくれて、まぁ負けてもいいって言ってくれたんで思いっきりいけました。」

アナ「伝説の”めちゃくちゃしたれ” あれはほんとに言ったんですよね?」
久保田「そうですね、めちゃくちゃしたれっていうのは。」
アナ「打たれろと?」
久保田「まぁ負けてもいい、もうこんな試合別にいい、みたいな感じで。気持ち的には自分は追いつかれてやってしまったなっていう気持ちもあったんですけど、そう言われたんで思いっきりいけた感じですね。」

アナ「めちゃくちゃしたろうとは思わなかったですか?」
久保田「めちゃくちゃ・・・どうめちゃくちゃしたらいいかわからなかったですね(笑)





そんな大活躍から
故障に悩まされた久保田



久保田「一軍に一日でも早く上がりたいという気持ちで毎日過ごしてたんですけど。思ったほど状態が上がらない。状態が上がったと思ったらまた次の日に悪くなったり。モヤモヤした毎日を過ごしてました。」

アナ「一軍のマウンド、スポットライトを浴びていたあの場所はどんなふうに見えてました?」
久保田「テレビで観戦しててもこの場所にもう一度自分が戻りたいっていうのもあったし。今年に限っては中継ぎの入れ替えが激しかったので、その中でも入れなかった悔しさもありました。」

アナ「タイガースの12年を振り返っての思いは」
久保田「良い思い出もたくさんありますし、キツイ時もあったんですけど。12年トータルしてみれば良い12年だったと思います。」



アナ「最後に久保田さんからファンの皆さんへのメッセージをいただきます。」
矢野「大丈夫か?心配っ!









久保田「12年間応援ありがとうございました。これから選手も日本シリーズあるので応援よろしくお願いします。」

矢野「クボありがとう!!そしておつかれさん!!」







左手の記憶 20年間受け止めた「投手の決め球」と「男の気持ち」




3 件のコメント:

  1. 燃焼しつくしてくれているなら、ファンとして嬉しい。

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  2. 未練とやり切った感が同居してるんじゃないかな。
    でも表情はどこか晴れ晴れとしてるように見える。
    夢をありがとう。
    お疲れ様でした。

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  3. 故障がなければ、というのは誰もが考えるけど、それも含めてのキャリアなのだから仕方ないね。
    それに普通の投手には出来ないような経験を沢山できたわけだし。
    岡田監督の口から、あの無茶な起用法の理由を聞けたのも収穫だった。

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